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新エネルギーの研究開発

GTLやバイオ燃料などの新エネルギーの技術開発に取り組んでいます。

コスモ石油では、環境にやさしいクリーン燃料を製造する技術として、天然ガスから液体燃料を作り出すGTL(Gas To Liquids)技術の開発に取り組んできました。コスモ石油は、JAPAN-GTLコンソーシアムに参画し、国産GTL技術の実用化の検討を行っています。

また、炭酸ガス削減策の1つとしてセルロース系バイオエタノールの製造研究に取り組んでいます。

さらに、次世代のクリーンエネルギーである水素の供給インフラ技術の開発を行なっています。

天然ガス液体燃料化技術の開発

GTLとは?

近年、天然ガスを合成ガス(COとH2の混合ガス)に化学的に変換した後、合成ガスからFT(Fischer-Tropsch)合成反応により液体燃料に転換するGTL(Gas To Liquids)技術が注目されています。

日本初のGTL油の生産に成功

コスモ石油では、他社と共同でJOGMEC(旧石油公団)の事業に参画し、2002年に北海道勇払のパイロットプラントにおいて自社開発したFT合成触媒を用いて、日本初のGTL油の生産に成功するとともに、プロセス条件のGTL生成油性状に与える影響等を把握しました。

さらに、パイロットプラントで生産した重質なGTL油のアップグレーディング研究(水素化精製、水素化分解の条件の最適化)、および商品化研究(JIS規格に適合するGTL油処方の検討、GTL軽油の排出ガス評価等)にも取り組み、日本市場にGTL製品を導入する場合の課題等を明らかにしてきました。

国産GTL技術の実用化に向けた取り組み

パイロットプラント研究の成果を踏まえ、コスモ石油は、2006年10月よりJOGMECと民間6社で構成する日本GTL技術研究組合に参画し、GTL技術開発に取り組んできました。2009年4月より実証運転を開始し、同6月にはプラント設計能力である500バーレル/日の生産能力を確認しました。2012年に商業規模で利用可能なGTLプロセスを確立し、事業化に向けてプロモーション活動を実施しています。

パイロットプラント写真
パイロットプラント

JOGMECと共同で開発したGTLプロセスのメリット

  • ・CO2を含む天然ガス田の開発に貢献できます。
  • LNG化・パイプライン輸送に適合できない中小の未開発ガス田の開発手法として期待されています。
  • ・得られた液体燃料は、硫黄分や芳香族分をほとんど含まないクリーンな燃料であり、エンジン排出ガスの改善による環境負荷の低減に貢献できます。

GTLのプロセス

天然ガス(CH4)から、合成ガス製造工程を経て天然ガスを合成ガス(H2+CO)へ。次にFT合成工程を経て合成ガスを炭化水素へ。次にアップグレーティング工程を経てFT生成物を水素化、水素化分解し、GTL製品(硫黄分や芳香族分を含まないナフサ、灯油、軽油)になります

用語集

パイロットプラント
基礎研究を終えて、ある製品を工場で量産化、商品化する前に製品の品質や生産方法などについて、実験を行う為の中規模の試験用設備です。
アップグレーディング研究
FT生成物を品質規格に適合した製品に変換するための水素化精製、水素化分解の条件の最適化の研究です。

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